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太りにくい食事の順番。ダイエットに効果的な食事方法と血糖値の関係

太りにくい食事の順番。ダイエットに効果的な食事方法と血糖値の関係

ダイエットを成功させるポイントの一つが「食事」ということはよく知られていますが、ダイエット中に気にしないといけないのは、単に何を食べるかだけではありません。

「どの順番で食べるか」も、ダイエットにはとても重要です。
同じものを食べても、食べる順番によって脂肪をため込みやすくなることも…。

ダイエットをする場合、身体の仕組みをよく理解しておくと、日常生活のなかで工夫できることがたくさんあります。
今回は、食事の順番と血糖値、インシュリン、脂肪の関係を解説します。

食事と血糖値、インシュリンの関係

食事と肥満の間に「血糖値」が関わっていることが最近の研究で明らかになりました。
ここを理解しておくと、食事の順番の重要性がわかってきます。

食事をすると、血糖値が上がります。
その際、血糖値を下げようとして糖を分解するために動き出すのが、インシュリンというホルモンです。

もちろん体内には必要なホルモンですが、このインシュリンには脂肪を溜め込むという、ダイエット中には迷惑な性質も併せ持っています。

食事をすると、血糖値が上がり、脂肪を溜め込む性質があるホルモンであるインシュリンが分泌されるというのは避けられないことです。
しかし、血糖値の急上昇を抑えるような食べ方を心がけると、それに伴うインシュリンの分泌も少なくすることが可能です。

血糖値の急上昇を抑える食べ方

血糖値上昇をできるだけ抑えるためには、

・最初に野菜などの食物繊維
・次に肉や魚、卵などのタンパク質
・最後に米やパンなどの炭水化物

と言う順番の摂取が推奨されています。

特に気を付けたいのが炭水化物
空腹時に食べると血糖値が急上昇しインシュリンも大量に分泌されるので、小腹が空いたときのおにぎりやパンは特に危険です。

ダイエット中はカロリーや糖質を少なくしたり、食事そのものを減らす人が多いと思いますが、食べる内容だけでなく「脂肪になりにくい食べ方」を身につけて、よりダイエット効果を高めましょう。
家に食事に招かれ食べるものを選ぶのが難しい時や、どうしても食べたい料理があるときでも、ちょっとした工夫で実践できるダイエットポイントです。

「トクホ」の仕組みもインシュリン

「糖の吸収をおだやかにする」などを売り文句にしているトクホ飲料。
コンビニなどに並んでいるのを見ると「普通のお茶よりなんか痩せそう」と、つい手に取ってしまう人も多いのではないでしょうか。

CMでおなじみのコカコーラの「からだすこやか茶W」を筆頭に、サントリーの「ペプシスペシャル」、キリンの「メッツコーラ」、アサヒの「食事と一緒に十六茶W(ダブル)」などダイエット効果を謳ったトクホ飲料がたくさん販売されています。

これらのトクホ飲料は「難消化性デキストリン」を配合しています。
難消化性デキストリンは食物繊維の一種で、食事をしたあとの血糖値の急激な上昇を防ぐ作用があるとされています。


つまり、トクホ飲料が謳っているダイエット効果と言うのも、血糖値の急上昇を抑えてインシュリンの分泌を少なくする方法なのです。
各社とも血糖値の上昇に注目しインシュリンの分泌を抑える飲料を出している点からも、血糖値がダイエットにとって注目すべき点だと言うことがわかると思います。

難消化性デキストリンを食事前に飲むのもオススメ!

ちなみに、高いお金を出してトクホ飲料を買わなくても、難消化性デキストリンそのものを購入することもできます。

例えば健康食品のNICHIGA(ニチガ)が販売している難消化性デキストリン。
500gで1000円と言う圧倒的な安さが魅力です。
私も毎食前に飲んでいますが、ほんのり甘い匂いはしますが気になるほどではなく苦にならず飲めます。

 

大塚製薬の「賢者の食卓」は、最近テレビCMも行っているので見た事がある人も多いのではないでしょうか。
6gで65円程度(600gで6500円)とニチガに比べるとだいぶお高めですが、1回分が小分けにパウチされているので外出時に重宝します。

 

こちらも好きな飲み物に入れて飲めるので、飲み物の好き嫌いに関わらず難消化性デキストリンを摂取できますし、何と言っても値段を気にせず飲めるのがメリットです。

難消化性デキストリンはAmazonなどのネット通販で購入できるので、食事の順番を意識すると同時に、難消化性デキストリンも併用してみてはいかがでしょうか?